工事

スカイマスターのレンタルにかかる料金は?

投稿日:

こんにちは、ノラです^^

建築関係の会社で働く私の友人から、入社したての頃に先輩から「スカイマスターを
手配しておいて」と言われて戸惑ったという話を聞いたことがあるわ。

私も建築関係の仕事をしてるから「スカイマスター」が何なのかは分かるけど、
建築と全く関係の無い生活をしてきた新人なら分からなくてもしょうがないわね。

スカイマスターは簡単に言うと高所作業車のことで、
住宅やビルなど建物の外壁の工事やメンテナンスの際には欠かせない車両なのよ。

じゃあ、もう少し具体的にスカイマスターとはどういったものなのか、スカイマスターを
使うのに必要な資格、購入やレンタルにかかる料金などについて詳しく見ていきましょう。

     
   

スカイマスターは直伸型の高所作業車

スカイマスターは高所作業車のことなんだけど、
別に建築業界だけで使われてる用語ってわけじゃないわ。

「アイチコーポレーション」という主に工事や建築などの現場で使う車両を作ってる
会社の高所作業車のブランド名なのよ。

自動車で言うところの「クラウン」とか「プリウス」なんかと同じで、
高所作業車全般じゃなくて高所作業車の中のスカイマスターという車種ってことね。

高所作業車で人が乗って作業する部分を「バゲット」、
そのバゲットを持ち上げる部分を「ブーム」と呼ぶわ。

高所作業車の車種によって、ブームが真っすぐ伸び縮みする直伸型と言われる
タイプや折れ曲がった状態で収納される屈伸型と言われるタイプ。

それからブームが電車のパンタグラフがいくつも重なったような形になってて、
バゲットを垂直に持ち上げるシザース型と言われるタイプなんかがあるのよ。

スカイマスターは、直伸型と屈伸型を合わせたハイブリッド型もあるだけど、
基本的に直伸型のブームとなってるわね。

トラック型高所作業車で公道も走れる

高所作業車には、トラックの荷台にブームとバゲットが付いてるトラック型、
ブームとバゲットに自走するための装置とタイヤが付いた自走式の2種類があるわ。

スカイマスターはトラック型の高所作業車で、トラック型の高所作業車だとブームを
縮めて収納しておけば、普通のトラックとして公道を走ることもできるのよ。

自走式の高所作業車は、自走できるもののウインカーとかバックミラーなど自動車に
必要な装置が取り付けられてないからナンバーが取得できず、公道は走れないのね。

スカイマスターをレンタルして使う場合には、
そのままスカイマスターを運転して高所作業する場所まで行くことができるわ。

でも自走式の高所作業車は公道を走れないから、
高所作業を行う場所までは別途トラックに乗せて運ばないといけないのよね。

スカイマスターは屋内の高所作業には使えない?

トラック型の高所作業車であるスカイマスターは、
屋内での高所作業にはちょっと使いにくいわ。

1つは車両重量の問題で、
スカイマスターは一番軽いものでも車両重量が6t近くもあるのよ。

床全体なら6tの重さに耐えられる建物でも、トラックの大きさというそれほど広くない
範囲に6tもの重さが加わるとさすがに床が抜ける恐れがあるの。

なので屋内での高所作業は、トラック型のスカイマスターじゃなくて、
車両重量が重いものでも1tちょっとの自走式の高所作業車の方が適してるわ。

2つ目は排気ガスの問題で、
トラックとして公道も走れるスカイマスターの動力は当然エンジンなのよね。

バゲットを持ち上げるためにブームを伸ばすのにもエンジンの力を使うから、
屋内だと壁や床なんかに排気ガスに含まれる粉塵やニオイが付いちゃったりするの。

自走式の高所作業車は電気を動力にしてるので排気ガスは出ないし、
ニオイもしないので屋内での作業に適してるってわけ。

スカイマスターが屋内での高所作業車に使えないわけじゃないんだけど、
屋内には自走式の高所作業車の方がより向いてるのよ。

バゲットを最大で30m以上の高さまで持ち上げられる

スカイマスターにはいくつか種類があって、
種類によってバゲットを持ち上げられる高さが違ってるの。

メーカーであるアイチコーポレーションの公式サイトによると
 ・SK10C2RN・・・最大9.7m
 ・SK10C1RN・・・最大9.9m
 ・SK11C1RN・・・最大11m
 ・SK12C1RN・・・最大12.1m
 ・SK12C1FN・・・最大12.1m
 ・SK17A・・・最大17m
 ・SK22A・・・最大22m
 ・SK27A・・・最大27m
 ・SJ30ARS・・・最大30.6m
となってるわ。

ちなみに「SK12C1RN」と「SK12C1FN」はいずれも高さは最大12.1mなんだけど、
ブームを傾けて作業する際の最大範囲に
 ・SK12C1RN・・・9.9m
 ・SK12C1FN・・・10.2m
という違いがあるのよ。

一番低いものでも最大9.7mだから、
ビルで言うと大体3階の天井部分か4階の床部分ぐらいの高さといったところね。

一番高くまでバゲットを持ち上げられるものは最大30.6mで、
ビルだと10階の天井部分か11階の床部分ぐらい高さになるわ。

スカイマスターを使うには資格が必要

高所作業でスカイマスターを使おうと思ったら、特別な資格を持ってないといけないのよ。

「トラック型の高所作業車だからトラックが運転できる免許があれば良いでしょ」と
思ってたりしないかしら?

もちろんブームを収納してトラックとして公道を走るには、
トラックが運転できる自動車運転免許が必要だわ。

でもそれはあくまでスカイマスターをトラックとして公道を運転するのに必要な資格で
あって、スカイマスターを使うための資格としては不十分なのよね。

高所作業でスカイマスターを使いこなすには、自動車運転免許に加えて
 ・高所作業車運転者技能講習
 ・高所作業車運転者特別教育
のいずれかの資格を持ってないとダメなのよ。

要するに、ブームを伸び縮みさせてバゲットを目的の高さまで持ち上げるのに必要な
資格で、スカイマスターに限らず高所作業車全般の取り扱いで求められる資格だわ。

「講習」や「教育」となってはいるんだけど民間資格じゃなくて、
労働安全衛生法という法律で規定されてるれっきとした国家資格なの。

だから資格を持たずにスカイマスターなどの高所作業車を使うと、
当然罰則を受けることになるわ。
(ブームを伸び縮みさせずに運転するだけなら自動車運転免許だけでOK)

また高所作業車を使った本人だけじゃなくて、資格を持ってないことを知った上で
高所作業車を使わせた会社なども罰則の対象となるのよ。

なのでスカイマスターを使う際には、
少なくともスカイマスターを取り扱う人は先のいずれかの資格を取っておきましょう。

高所作業車運転者技能講習は高さ10m以上のスカイマスターを使うのに必要

スカイマスターの取り扱いに必要な資格は2種類あるんだけど、
まず「高所作業車運転者技能講習」について説明するわね。

高所作業車運転者技能講習は、バゲットを地上から10m以上の高さまで
持ち上げられる高所作業車を取り扱う際に必要な資格なの。

自動車運転免許と同じように、
高所作業車についての学科と実技の講習を受けることで資格が取得できるわ。

講習を行ってるのは
 ・労働技能講習協会
 ・日本産業技能教習協会
 ・建設業労働災害防止協会
といった協会と
 ・コマツ教習所
 ・コベルコ教習所
といった特殊車両の取り扱い資格が取得できる教習所などよ。

受講にかかる必要な料金は、講習を行ってる団体・組織によって違うんだけど、
大体40,000~45,000円といったところね。

受講条件は特に無しで、年齢が18歳以上だったら基本的に誰でも取得可能だわ。

高所作業車運転者技能講習を取得するには

高所作業車運転者技能講習では、
 1.作業に関する装置の構造および取扱の方法に関する知識(5時間)
 2.原動機に関する知識(3時間)
 3.運転に必要な一般的事項に関する知識(2時間)
 4.関係法令(1時間)
の学科4科目11時間と「作業のための装置の操作」の実技1科目6時間の
合計17時間の講習を受けることになるのよ。

区分に関わらず自動車運転免許を持ってる場合は、2の「原動機に関する知識」が
免除されるから学科が3科目8時間となり、合計講習時間が14時間に短縮できるわ。

自動車運転免許以外にもフォークリフトとかショベルローダーなど一部の特殊車両の
資格を持ってる場合も同様に14時間講習となるのね。

クレーン関係の資格を持ってる場合には、2と3の「運転に必要な一般的事項に関する
知識」も免除となって、合計12時間の講習を受ければOKなの。

フルの17時間講習だと3日間の日程となることが多くて、
14時間とか12時間の講習では2日間の日程となるわ。

ただ自動車教習所みたいにいつでも講習が受けられるわけじゃなくて、
講習の開催日程や受講人数が限られてるから、
取ろうと思ってもすぐに取れない可能性もあるのよ。

高所作業車運転者特別教育は高さ10m未満のスカイマスターが使える

先の高所作業車運転者技能講習はバゲットを高さ10m以上まで持ち上げられる
高所作業車の取り扱いに必要だったけど、高所作業車運転者特別教育は
高さ10m未満の高所作業車が取り扱える資格なの。

バゲットを持ち上げられる高さで必要な資格が変わるわけじゃなくて、
高所作業車運転者特別教育は高さ10m未満限定で、
高所作業車運転者技能講習は限定解除といったところよ。

また高所作業の高さじゃなくて高所作業車の能力が基準だから、
いくら高さ10m未満の高所作業でも使う高所作業車にバゲットを10m以上の高さに
持ち上げる能力があれば高所作業車運転者技能講習の方が必要になるわ。

高所作業車運転者特別教育の講習を行ってるのは、
先の高所作業車運転者技能講習とほとんど同じなの。

ただ高所作業車運転者特別教育の方が幅広い機関で講習が行われてるから、
技能講習は行ってないけど特別教育は行ってるといったケースもあるのね。

高所作業車運転者技能講習よりも学科・実技ともに講習時間が短いので、
高所作業車運転者特別教育の取得にかかる費用も15,000円前後と安くなってるわ。

高所作業車運転者特別教育ではどういった講習を受ける?

高所作業車運転者特別教育の講習内容と時間は
 1.高所作業車の作業に関する装置の構造および取扱の方法に関する知識(3時間)
 2.原動機に関する知識(1時間)
 3.高所作業車の運転に必要な一般的事項に関する知識(1時間)
 4.関係法令(1時間)
の学科4科目6時間、「高所作業車の作業のための装置の操作」の実技1科目3時間、
合わせて9時間となってるのよ。

高所作業車運転者技能講習と同じで、
自動車運転免許など特定の資格を持ってると一部の科目が免除されるわ。

自動車運転免許・フォークリフト・ショベルローダーなどの資格を持ってる場合には、
2の「原動機に関する知識」が免除されて講習時間が合計8時間に短縮されるの。

クレーンに関する資格を持ってる場合には、2と3の「高所作業車の運転に必要な
一般事項に関する知識」が免除で、合計7時間講習で資格が取れるのね。

一部の科目が免除されても合計10時間の高所作業車運転者技能講習は2~3日間の
日程だったけど、高所作業車運転者特別教育は1日で修了することが多いわ。

ただ学科だけや実技だけといったように分けて受講することもできたりするから、
絶対1日で全部受講しなきゃいけないわけじゃないのよ。

     
   

スカイマスターを購入するといくらかかる?

高所作業を請け負うことが無くても、年に数回など定期的に自社で高所作業を行う
機会があるなら1台ぐらいスカイマスターを持ってても良いと思うかもしれないわ。

ただ仕事で高所作業を行わないんだったら、
ハッキリ言ってスカイマスターを購入することはおすすめできないのよね。

スカイマスターのような特殊車両は他に使い道が無いこともあって、
需要がそれほど多くないし供給も少ないの。

そのため新車でスカイマスターを購入するとなると、
諸経費含めて恐らく1000万円以上はかかっちゃうんじゃないかしら。

仕事として高所作業を請け負ってる場合は、言い方は悪いけど、スカイマスターを
使ってお金儲けができるから1000万円以上で購入しても元が取れるわ。

でも自社で使うためだけでお金儲けに使わないんだったら、
1000万円以上も払ってスカイマスターを購入するのはもったいないわね。

中古のスカイマスターでも高額

「新車が高いなら中古車で」と考えることはみな同じで、
スカイマスターは中古市場でも高額取引されてるのよ。

乗用車を販売してる中古車センターみたいなところにはさすがにスカイマスターは
置いてないけど、トラックなんかを販売してる中古車販売会社ならスカイマスターの
中古車を取り扱ってるわ。

トラックを取り扱ってる中古車販売会社を見つけるのが大変と思うかもしれないけど、
 ・グー
 ・カーセンサー
といった中古車情報サイトにスカイマスターの中古車情報が掲載されてるの。

中古車情報サイトでスカイマスターの中古価格を確認すると、
年式が新しくて走行距離が少ないものは中古車でも600万円を軽く超えてくるわね。

年式が古いか走行距離が多いものだと価格は下がるものの、
それでも200~300万円ぐらいで、100万円を切るケースは少ないみたいよ。

スカイマスターのレンタル料金は?

仕事として高所作業を請け負ってない場合は、
スカイマスターを購入するんじゃなくてレンタルする方が良いんじゃないかしら。

必要な時だけのレンタルだとレンタル料金だけでOK、
購入費用やメンテナンスなど維持にかかる費用も不要だからお得なのよ。

スカイマスターに限らず高所作業車のレンタル料金は、
バゲットを持ち上げられる高さによって変わってくるのが一般的なの。

バゲットを持ち上げられる高さが高くなるほど、レンタル料金も高くなるわ。

高所作業車のレンタル料金の相場としては、
高さ10m未満なら1日当たり2~3万円といったところね。

高さ10m以上で20m未満だと1日当たり4~5万円ぐらい、
高さ20m以上になると1日当たりのレンタル料は6~7万円程度になるのよ。

スカイマスターには高さ30m以上までバゲットが持ち上げられる車種があるけど、
高さ30m以上の1日のレンタル料金は10万円を軽く超えるわ。

高所作業車運転者の資格を持ったオペレーター付きでレンタルできる

スカイマスターをレンタルしてる業者さんによっては、
「オペレーター付き」でスカイマスターがレンタルできるケースもあるの。

オペレーターは高所作業車運転者技能講習の資格を持ってる人で、
スカイマスターに関する作業を行ってくれるわ。

スカイマスターを含めた高所作業車の取り扱いには資格が必要だけど、
オペレーター付きなら資格を持ってなくてもスカイマスターを使った高所作業が
できるってわけ。

オペレーターの人件費がプラスされるから、
オペレーター付きだとスカイマスターだけレンタルする場合よりも料金が高くなるのよ。

オペレーターの人件費は大体1日当たり2~3万円ぐらいで、スカイマスターだけの
レンタル料金に2~3万円上乗せした金額になると思っておくと良いわね。

業者さんによってはオペレーターだけ派遣してくれることもあるから、
高所作業車はあるけど誰も資格を持ってない場合に利用しましょう。

まとめ

スカイマスターについて、
種類とか取り扱いに必要な資格とか購入・レンタルにかかる料金など詳しく紹介したわ。

スカイマスターは新車も中古車も高額で、
自社で行う高所作業のためだけに購入するのはもったいないわね。

1日当たりのレンタル料金はそれほど高くないから、スカイマスターを使って
お金儲けをしないなら、必要な時だけレンタルするのがおすすめよ。

また、スカイマスターの取り扱いには高所作業車運転者の資格が要るんだけど、
オペレーター付きでレンタルできるから無理に資格を取る必要は無いわ。

   
   

Copyright© インターネットのお話 , 2021 All Rights Reserved.