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枠組足場はレンタル可能?レンタル料金は?

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こんにちは、ノラです^^

住宅の建設や外壁塗装などで高所作業が必要な際に、
建物の周りを取り囲むように「足場」を作るわ。

足場には色んな種類があるんだけど、
その中でも一番ポピュラーで目にする機会も多いのが「枠組足場」と言われるものよ。

では枠組足場とは一体どういうものなのか、個人で購入・レンタルできるのか、
枠組足場の設置や使用に資格が必要なのかなどについて詳しく見ていくわね。

     
   

枠組足場は主に高層建築で使われる

枠組足場は、門型に溶接された建枠をメインにして
 ・ジャッキベース
 ・ブレース
 ・脚注ジョイント
 ・鋼製布板
などといった部材で組み立てる足場のことなの。

メインとなる門型の建枠のことを「ビティ」ということから、
枠組足場のことを「ビティ足場」なんて呼ぶこともあるんだとか。

組み立てるのにハンマーを使って打ち込む作業が無くて、
組み立てや解体の際に騒音が少なくて近隣に対する影響が少ないのね。

また枠組足場を構成する部材は多いものの、
他の種類の足場に比べると組み立てや解体が容易なのも特徴の1つだわ。

組み立てが用意なのにも関わらず耐久性と安全性が高いこともあって、
どちらかと言うと高層建築の現場で使われることが多いのよ。

最大で地上から45m(14階~15階相当)の高さまで足場を組むことができるから、
ビルだけじゃなくて橋の建設なんかでも使われるわ。

組み立てにはクレーンを使う

枠組足場は部材が多いことから、1つずつ組み合わせて足場を作っていくんじゃなくて、
ある程度組み上げてから足場として設置していくのね。

その組み上げたものを設置するのにクレーンを使う必要があり、少なくともクレーン車が
乗り入れられるスペースのある場所でないと枠組足場は使えないわ。

またメインの建枠を始めとした部材が大きいから、
部材の搬入には必然的に大型トラックを使うことになるの。

さらに枠組足場を組み立て解体するのに部材を仮置きする場所が要るんだけど、
その部材置き場も結構なスペースが必要なのよね。

それからビルや橋脚のように比較的単純な形状だと良いんだけど、
少し入り組んだ形の住宅などだと枠組足場は組みにくいわ。

入り組んだ形の建物に合わせられる部材はあるものの、
組み立てに手間がかかるため適さないのね。

住宅建築で主に使われる足場

枠組足場はポピュラーだけど、
クレーンを使うなど何かとスペースを要するので住宅建築ではあまり使われないわ。

住宅など比較的低層の建物の建築で主に使われるのは
 ・くさび式足場
 ・単管足場
と言われる種類の足場よ。

「くさび式足場」は、まず支柱となる鋼管を一定間隔に立てて、水平材や筋交、
足場材などを部材をくさびを使って支柱となる鋼管に組み付けていくの。

組み立て・解体が簡単で、1つ1つの部材は大きくないからコンパクトに
まとめることができ、運搬や保管にスペースを必要としないわ。

ただ組み立てにはある程度のスペースを要するから、
建物同士の距離が近い場合にはくさび式足場は組めないこともあるのよね。

「単管足場」は、
鋼管(単管)を縦横斜めにクランプという金具を使って組み立てるタイプの足場なの。

足場材を使わずに組むこともでき、
足場材を使わない場合には鋼管の幅を自由に変えられるから、
他の種類の足場だと組めない狭いスペースにも組むことができるのね。

ただ足場材を使わないと安全性が低くなるので、
DIYで使うのに適してる足場とは言えないわ。

枠組足場は個人でも購入やレンタルできる?

枠組足場を個人で購入したりレンタルしたりすることは可能よ。

ただし、詳しくは後述するけど、足場を組み立てるには資格が要るから、
資格を持ってないと足場を購入・レンタルしても自分で組み立てることはできないのね。

建築資材なんかを取り扱ってる業者さんであれば、
枠組足場の部材一式を販売してるはずだわ。

楽天市場のような通販サイトにも出品されてたりするんだけど、
一般的な通販サイトだと枠組足場に使う部材単体になってることが多いのよ。

枠組足場に必要な部材を漏れなく全部揃えないといけないとなると、
一式で販売される業者さんの方が良いんじゃないかしら。

枠組足場の部材一式は購入すると100万円以上

枠組足場の部材を一式購入して揃えるとなると、
少なくとも100万円ぐらいはかかると思っておいた方が良いわね。

枠組足場を使った高所作業を仕事にしてるなら、
100万円かけて購入しても元を取ることができるわ。

でもDIYで使うとなると、外壁の塗装や修繕なんてそうそう行う機会がないので、
正直100万円も払って枠組足場を購入することはおすすめできないわよ。

先にも書いたように、枠組足場の部材は1つ1つが大きいから、
解体して保管しておくのにもかなりのスペースが必要になるの。

また組み立てるにはクレーンも要るし、
枠組足場はDIY用として使えるものじゃないのよね。

枠組足場のレンタル価格は?

DIYで使うのに枠組足場を購入するのは現実的じゃなくて、
必要な時だけレンタルする方が現実的ね。

建築関係の仕事でもなければ足場のレンタル価格なんて想像もつかないと思うけど、
実は簡単に概算することができるわ。

足場のレンタル価格って足場を設置する面積(1㎡当たり)で決まることが多いから、
足場を設置する面積が分かれば大体のレンタル価格は計算できるのよ。

足場を設置する面積は「(建物の外周+8m)×建物の高さ」で算出されるの。

建物の外周に8mをプラスするのは、足場は建物にピッタリ沿う形で
設置するんじゃなくて、作業しやすいように外壁から少し離して設置するのね。

その外壁から少し離す分を考慮して、建物の外周に8mプラスして計算するってわけ。

足場の面積当たりの相場は700~1,000円で、先の計算で出た足場を設置する面積に
700~1,000円をかけた数字が大体の足場のレンタル価格になるのよ。

ただ足場を組む際には塗料の飛散や防音のために周辺にネットを張るのが一般的で、
そのネットも一緒にレンタルしないといけないわ。

ネットの面積当たりの相場は100~200円といったところだから、足場を設置する面積に
800~1,200円をかけた数字が大体の足場とネットのレンタル価格ね。

ちなみに、一般的な大きさの2階建て住宅だと足場とネット合わせたレンタル価格は
1か月で大体15~20万円ぐらいになるわ。

外壁塗装なんかを業者さんにお願いする時でも、
足場の設置にかかる大体の費用だけなら先の計算で出すことができるのよ。

枠組足場をレンタルする場合はレンタル期間にも注意

足場をレンタルする場合には、レンタル価格だけじゃなくて「レンタル期間」にも
注意しないといけないわ。

レンタル業者さんによって多少違いはあるかもしれないけど、枠組足場とかは
大抵1日単位で貸してもらえて、レンタル期間もある程度自由に決めることができるの。

高所作業は雨が降ったり風が強いと危険だから、雨や強風で作業できない日が
あることも計算に入れてレンタル期間を決めないといけないのよね。

例えば外壁塗装の場合、
一般的な大きさの住宅でもプロの職人さんが2人がかりで2週間程度はかかるわ。

雨や強風で作業できないことを計算すると、
レンタル期間は少なくとも3週間から1か月ぐらいになるのよ。

プロで2週間だと、DIYなら2人3人がかりでも1か月以上は間違いなくかかるから、
雨や強風を考慮すると最低1か月半ぐらいのレンタル期間が必要になるわね。

どんなものでも、
通常のレンタル価格よりも延長時のレンタル価格の方が高く設定されてるわ。

だからDIYで足場をレンタルする場合は、事前に作業日程を計算しておいて、
その計算結果よりも少し長めのレンタル期間を設定するようにしましょう。

     
   

枠組足場の取り扱いに必要な

先にも少し書いたけど、足場の取り扱いには資格が必要で、その資格を持ってない
ことには足場を組むことも足場に上って作業することもできないのよ。

足場を組み立て、さらに足場に上って高所作業するには
「足場の組立て等作業従事者特別教育」という資格が必要なの。

足場を組み立てる際にはちょっとでも緩みがあると倒壊の危険性があるし、
足場に上っての高所作業では落下などの危険もあるわ。

そういった労働災害に見舞われないように、
資格を取得して足場や高所作業に関する知識を養うのね。

資格取得に特別な条件は設けられてなくて、
18歳以上であれば誰でも受講して資格を取ることができるわよ。

受講費用は講習を行ってる団体や事業者によって違うんだけど、
大体10,000円ぐらいといったところね。

労働技能講習協会など労働関係の資格講習を行ってる団体やコベルコ教習所など
特殊車両の免許が取れる一部の教習所で足場の資格講習が行われてるわ。

足場の組立て等作業従事者特別教育の講習内容

足場の組立て等作業従事者特別教育の講習内容は
 1.足場及び作業の方法に関する知識(3時間)
 2.工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識(30分)
 3.労働災害の防止に関する知識(1時間30分)
 4.関係法令(1時間)
の学科4科目6時間よ。

実技は無く学科のみで、学科も6時間だけだから1日の講習で取れる資格なのね。

足場の組立て等作業従事者特別教育は2015年7月1日から義務化された資格で、
それ以前は資格が無くても足場の組み立てや足場に上っての高所作業に
従事することができたの。

もし2015年7月1日以前に足場を使った実務経験があって、
それを証明することができれば、全ての科目の受講時間が半分に短縮されて
3時間講習で資格が取れるわ。

また
 ・足場の組立て等作業主任者技能講習
 ・とび技能検定1級もしくは2級
 ・とび科の職業訓練指導員
の資格取得者や
 ・建築施工系とび科の職業訓練
 ・居住システム系建築科もしくは環境科の高度職業訓練
といった特定の職業訓練の修了者は講習免除で
足場の組立て等作業従事者特別教育の資格が付与されるのよ。

足場の組立て等作業従事者特別教育だけでは足場は組めない

足場の組立て等作業従事者特別教育の資格があれば足場が取り扱える、
というわけでもないのよ。

高さ5m以上の足場の組み立てや解体、変更といった作業を行うには、
「作業主任者」を選定する必要があるわ。

ちなみに「吊り足場」と「張り出し足場」は、高さが5m以上でなくても
組み立て等の際には作業主任者が必要なのよ。

作業主任者が居ない現場では足場を組み立てることも解体することもできないし、
必要に応じて動かしたり形を変えたりすることすらできないわ。

その作業主任者は誰でも良いわけじゃなくて、
「足場の組立て等作業主任者技能講習」の資格を持ってる人でないとダメなの。

先の作業従事者特別教育と同じで、労働関係の資格講習を実施してる団体や
特殊車両の教習を行ってる一部の教習所で受講できるわ。

受講にかかる費用は、受講先で変わるものの、大体15,000円前後といったところよ。

足場の組立て等作業主任者技能講習の受講条件

先の作業従事者特別教育は資格取得に条件は無くて18歳以上なら誰でも取れたけど、
作業主任者技能講習の方は受講に条件が設けられてるのよ。

まず
 ・満21歳以上で、足場作業の実務経験が3年以上
 ・満20歳以上で、土木・建築または造船に関する学科を専攻、
足場作業の実務経験が2年以上
という条件なの。

このいずれかの条件を満たしてる場合は、13時間の講習を受けて修了試験に
合格すれば作業主任者技能講習の資格が取得できるわ。

先のいずれかの条件を満たしてて、さらにとび技能検定1級か2級を持ってると、
一部免除で3時間の講習と修了試験合格でOKよ。

とび科の職業訓練指導員の資格を持ってる場合は、さらに講習が免除されて、
1時間30分の講習と修了試験合格で良いのね。

いずれにしても2年以上足場作業に従事したことがないと取得できない資格で、
DIYでの足場作業のために取るのは難しいわ。

足場の組立て等作業主任者技能講習の講習内容

足場の組立て等作業主任者技能講習の講習内容は
 1.作業の方法に関する知識(7時間)
 2.工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識(3時間)
 3.作業者に対する教育等に関する知識(1時間30分)
 4.関係法令(1時間30分)
の学科4科目13時間となってるわ。

作業従事者特別教育と同じで実技は無し、
2日間の日程で2日目の講習終了後に修了試験が行われるといった形ね。

ちなみにとび技能検定1級か2級を持ってる場合は1と2の講習が免除されて
3時間講習、とび科の職業訓練指導員の資格があると1と2と3が免除で
1時間30分講習となるのよ。

無資格で足場を取り扱うと処罰される

作業従事者特別教育も作業主任者技能講習も労働安全衛生法に規定された
国家資格なのよね。

そのためいずれの資格も持たずに足場を取り扱った場合には、
当然処罰の対象となっちゃうわ。

しかも無資格で足場を取り扱った本人だけじゃなくて、
取り扱わせた側も処罰の対象だから、会社の従業員に足場を取り扱わせる場合は
ちゃんと資格を取らせておかないとダメよ。

また足場の部材をレンタルした人が無資格で組み立てなどを行った場合は、
足場の部材をレンタルした業者さんも処罰されるの。

だから基本的に資格を持ってない人に足場の部材はレンタルしないし、
もしレンタルできるとしても組み立てや解体などは業者さん側で行うことが条件に
なってたりするのね。

一部の足場では高所作業に関わる資格が必要になることも

枠組足場だと大丈夫だけど、単管足場など一部の足場に上って作業する場合には、
高所作業に関わる資格が必要になるわ。

労働安全衛生法では、2m以上の高所作業にはフルハーネス型安全帯の使用が
推奨されてて、高さ6.5m以上だと義務化されてるの。

さらに作業床が設置できない2m以上の高所作業では、
フルハーネス型安全帯使用作業特別教育の取得が必須なのよ。

枠組足場は作業床が設置できるから、高さ2m以上でフルハーネス型安全帯を
付けなきゃいけないけど、資格の取得まではしなくても大丈夫。

でも単管足場だと鋼管のみで作業床を設置しないこともあるから、
その場合はフルハーネス型安全帯使用作業特別教育の資格が必要ってわけ。

フルハーネス型安全帯使用作業特別教育

フルハーネス型安全帯使用作業特別教育の講習内容は
 1.作業に関する知識(1時間)
 2.墜落制止用器具に関する知識(2時間)
 3.労働災害の防止に関する知識(1時間)
 4.関係法令(0.5時間)
の学科が4.5時間、実技が「墜落制止用器具の使用方法等」の1.5時間で
合計6時間となってるわ。

足場の資格講習には実技が無かったけど、
フルハーネス型安全帯使用作業特別教育には実技講習もあるのよ。

足場の組立て等作業従事者特別教育の資格を持ってると一部講習が免除されるから、
フルハーネス型安全帯使用作業特別教育を受講する前に足場の資格を取っておくのが
ベターね。

足場の資格講習を行ってる団体とか事業者であれば、
フルハーネス型安全帯使用作業特別教育の講習も行ってる可能性が高いわ。

受講費用は大体10,000~15,000円ぐらいよ。

まとめ

枠組足場について、どういったものか、個人での購入・レンタルは可能か、
取り扱いに必要な資格など詳しく紹介したわ。

足場の組み立てや解体などには資格が必要で、
それも実務経験が無いと取れなかったりするのよね。

だから個人で購入・レンタルはできるものの、自分で足場を組んだり、組んだ足場に
上って作業するといったこと難しいの。

足場が必要な作業を行う場合は、作業ごと業者さんにお願いするか組み立てや
解体など足場の取り扱いは業者さんにお任せしましょう。

   
   

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