配線

DSX-8000を買ったりレンタルするにはいくらかかる?

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こんにちは、ノラです^^

LAN配線の工事を請け負ってる業者さんに欠かせない機器の1つが、
「LANテスター」よね。

LANテスターを作ってるメーカーは国内外にたくさんあるんだけど、中でも
多くの業者さんが使ってるのが「フルーク」というアメリカの老舗メーカーのものなの。

今回は、DIYだと使う機会は無いと思うけど、そのフルークのLANテスターの
最新機種である「DSX-8000」について詳しく見ていくわね。

     
   

最新のLAN配線に対応したDSX-8000

フルークには世界で4万台という空前の販売実績を誇る「DTX-1800」という機種が
あって、DSX-8000はその後継機種で最新のLAN配線に対応してるのよ。

DIYでLAN配線をしたことがあったり、通信関係に少し詳しいと知ってると
思うんだけど、LAN配線に使うLANケーブルには「カテゴリ」というものがあるわ。

簡単に言うとLANケーブルのランクみたいなもので、
カテゴリごとに対応する通信速度が違うの。

世界で空前の販売実績を誇るDTX-1800はカテゴリ6までしか測定することが
できなくて、DTX-1800の後継機種であるDSX-5000はカテゴリ6Aまでなのよね。

それに対してDSX-5000の後継機種でありフルークの最新機種であるDSX-8000は
カテゴリ8にまで対応してるわ。

今後はカテゴリ8のLANケーブルを使ったLAN配線が主流になってくる

現状ではカテゴリ5eや6が使われてることも多いから、
カテゴリ6までしか測定できない2世代前のDTX-1800でも十分に対応できるわ。

でも今後は、カテゴリ7とかカテゴリ8のLANケーブルを使ったLAN配線が
主流になってくる可能性が高いのよ。

そのためカテゴリ6までのDTX-1800とかカテゴリ6AまでのDSX-5000じゃ力不足で、
カテゴリ8まで測定できるDSX-8000が必要になってるくるってわけ。

先にLANケーブルはカテゴリごとに対応する通信速度が違うと書いたけど、
具体的には
 ・カテゴリ5・・・100Mbps
 ・カテゴリ5e・・・1Gbps
 ・カテゴリ6・・・1Gbps
 ・カテゴリ6A・・・10Gbps
 ・カテゴリ7・・・10Gbps
 ・カテゴリ8・・・40Gbps
となってるわ。

光回線のサービス開始当初は最大通信速度が100Mbpsだったから、
LAN配線に使うLANケーブルも100Mbps対応のカテゴリ5で良かったのよ。

でも最近はほぼ全ての光回線事業者で最大1Gbpsが標準サービスになってて、
LANケーブルも1Gbps対応のカテゴリ5eやカテゴリ6が必要なの。

ここまでならカテゴリ6まで測定できるDTX-1800とかカテゴリ6AまでOKの
DSX-5000でも対応できるわよね。

でも最近はほとんどの光回線事業者で、
最大5Gbps・最大10Gbpsのサービスが行われてるのよ。

そうするとLAN配線に使われるLANケーブルはカテゴリ6Aとかカテゴリ7となり、
カテゴリ6までのDTX-1800は論外、カテゴリ6AまでのDSX-5000でも
心もとなくなっちゃってるわ。

さらに今後は光回線が進化して、
通信速度が最大20Gbps・40Gbpsとなる可能性が高いの。

通信速度が最大10Gbpsを超えるとカテゴリ8のLANケーブルを使う必要があり、
そうなるとカテゴリ8まで測定できるDSX-8000が欠かせなくなるのね。

現状ではカテゴリ7のLANケーブルを使うこともあまり多くないけど、
今後のことを考えるとカテゴリ8に対応したLANテスターであるDSX-8000が
必要になってくるってわけ。

DSX-8000は初心者でも扱いやすい簡単操作で、測定速度も速い

DSX-8000は操作が簡単で初心者でも扱いやすくなってて、
その上測定速度が速いから作業効率も良いのよ。

DTX-1800は本体についてるボタンでの操作だったんだけど、
DSX-8000の1つ前のDSX-5000からはタッチパネルでの操作になったの。

余談だけど、私の母がいわゆるガラケーを使ってる時には
「この操作はどうすれば良い?」とか「これってどうやるの?」ってよく聞かれたわ。

でもスマホに替えてタッチ操作になると、最初こそ色々と使い方について聞かれたけど、
最近はあまりスマホの使い方を聞いてこなくなったのよ。

要するに携帯電話もボタン操作よりもタッチ操作の方が簡単で扱いやすいから、
LANテスターもタッチ操作になって扱いやすくなったってわけ。

またLAN配線で問題のある箇所をより正確に特定できるようになったから、
DSX-8000なら初心者でも迅速にトラブル対応ができるのね。

さらに1つ前のDSX-5000では測定時間が最短10秒だったんだけど、
DSX-8000では最短8秒で測定ができるの。

わずかな差だけど、より速くより正確に測定できるようになったので、
DSX-8000を使うことで作業効率もアップするわ。

DSX-8000ではパーマネントリンクとチャネルリンクの測定が可能に

DSX-5000まではパッチコードの測定しかできなかったんだけど、
DSX-8000ではパーマネントリンクに加えてチャネルリンクも測定できるようになったの。

LANテスターでLANケーブルの測定を行う場合に、
LANテスターに直接LANケーブルが接続できる場合もあれば、
専用ケーブルを使って繋ぐ場合もあるのよ。

パッチコードでは、LANテスターや専用ケーブルとの接続部分を含めた
LANケーブルの測定ができるわ。

パーマネントリンクだと、接続部分だけじゃなくてLANテスターとLANケーブルを
繋ぐ専用ケーブルも含んだLANケーブルの測定を行うのね。

チャネルリンクも専用ケーブルを含むんだけど、
専用ケーブルとLANテスターとの接続部分は除いて測定を行うの。

書いてる私もよく分からないから読んでる人もよく分からないだろうけど、
簡単に言えばパーマネントリンクとチャネルリンクの両方が測定できることで、
LANケーブルの問題箇所がより分かりやすくなったってことよ。

パッチコードだけだと、LANケーブルに問題があるのか
LANテスターとの接続部分に問題があるのか分からないわ。

でもパーマネントリンクとチャネルリンクの測定ができることで、LANケーブルと
専用ケーブル、それらの接続部分を切り離して問題箇所を特定できるのね。

LANテスターって何を測定するもの?

DSX-8000は最新のLAN配線に対応したLANテスターなんだけど、
そもそもLANテスターって何をするものか知ってる?

「LAN配線時に何かしらLANケーブルをチェックするもの」ぐらいの認識で、
具体的に何をするものかまでは知らないことも多いじゃないかしら。

LANテスターは主に敷設したLANケーブルの
 ・認証試験
 ・検証
 ・検査
なんかを行うものなのね。

認証試験用・検証用・検査用とそれぞれの機能が分かれてるLANテスターも
あるんだけど、DSX-8000は全ての機能が搭載されてるオールインワンLANテスターよ。

LANケーブルの認証試験とは

LAN配線工事でLANテスターを使う目的の1つである「認証試験」とは、
敷設したLANケーブルが規格に適合してるかをチェックすることなの。

他の工業製品なんかと同じようにLANケーブルにも公的に定められた規格があって、
LAN配線工事では規格に適合したLANケーブルを使ってるかを確認・証明しないと
いけないのよね。

と言っても、公的機関に証明書を提出する必要があるとかじゃなくて、施工主に対して
配線業者さんが「こういうLANケーブルを使ってますよ」って証明するだけのことよ。

だからDIYで自宅にLAN配線を行う場合には別に認証試験なんて行う必要は無いし、
DSX-8000のような認証試験が行えるLANテスターも不要なの。

ちなみにLANケーブルにはTIA・ISO・JISなどの規格があって、
TIAはLANケーブルのコネクタ部分の規格で、ISOとJISはLANケーブルの形状とか
寸法とか材質などについての規格ね。

ISOは国際規格で、JISは国内規格なんだけど、JISはISOを翻訳したものを元に
作られてるからISOとJISの中身はほとんど一緒と思って大丈夫よ。

認証試験を行っておくとLANケーブルの交換がラクに

LAN配線工事と際にDSX-8000などの機器を使って認証試験を行っておくと、
LANケーブルを交換しないといけなくなった時に便利なのよ。

インターネット回線を長年使ってると、いずれ何らかの不具合が発生して
LANケーブルを交換しないといけなくなることがあるわ。

LAN配線を行ってから期間が空いてなければ、認証試験結果が残ってなくても、
どういった種類のLANケーブルを使ってるのか覚えてるかもしれないわね。

でもLAN配線を行ってから何年も経っちゃうと、工事を行った業者さんはもちろん
施工主もどんなLANケーブルを使ったかなんて覚えてないのよ。

そうなるとLANケーブルを交換する前に、どういったLANケーブルが
使われてるのかを確認した上で新しいLANケーブルを用意しないといけなくなるの。

さらに特殊な規格のLANケーブルが使われたりすると、
新しいLANケーブルを用意するのに時間がかかっちゃうわ。

ところが認証試験結果が残ってるとLAN配線にどういったLANケーブルが
使われてるか分かるから、あらかじめ新しいLANケーブルが用意できるし、
交換作業がスムーズにできるってわけ。

だからDIYではDSX-8000のようなLANテスターを使って認証試験を行う必要は
無いけど、どういったLANケーブルを敷設したかぐらいは記録として残しておいた方が
良いと思うわよ。

LANケーブルの検証とは

DSX-8000でできるLANケーブルの検証とは、
すでに敷設してあるLAN配線のどこに問題があるかをチェックすることなの。

自宅でもインターネットを使ってると、
何かしら不具合が発生して通信できなくなることってあるじゃない。

自宅の場合は機器の不具合とかケーブルの抜けなど通信できなくなる原因は
限られてるし、1~2日通信できなくても困らないことも多いわ。

でも企業の場合は「通信できない=仕事ができない」ってことになっちゃうから、早急に原因を突き止めて改善する必要があるのよ。

DSX-8000のような検証機能があるLANテスターを使って検証することで、
LAN配線のどの部分に不具合を発生させる原因があるのかを突き止めることが
できるの。

また光回線事業者を乗り換えたり、最大通信速度が速いサービスに
切り替えたりすると通信速度が前よりも遅くなっちゃうことがあるわ。

そういった場合もLANテスターを使って検証すれば、
通信速度低下の原因がLANケーブルにあるかどうかが分かるのね。

LANケーブルの検査とは

DSX-8000などのLANテスターで行う検査とは、
新たに敷設したLAN配線がちゃんと繋がってるかを確認することよ。

業者さんが手がけるLAN配線工事でLANケーブルが正しく配線されてないってことは
ほとんど無いけど、DIYだと正しく配線されてないことが結構多いのよね。

業者さんによるLAN配線工事でも、用意したLANケーブルが内部断線してて、
正しく配線されてるのに通信できないことがあるわ。

LAN配線が終わったと思ってパソコンをインターネットに繋いだのに、
全然通信できないなんてことになったら困るじゃない。

だからプロの配線工事でもDIYでも、最後にLANテスターを使ってLAN配線が
導通するかを確認しておくことは重要なのよ。

ただLANテスターでの検査では、基本的にLAN配線が導通しているかどうかしか
確認することができなくて、通信できるかどうかまでは確認できないわ。

DSX-8000のような高性能なLANテスターだと通信できるかどうかの検査もできるかも
しれないけど、通販サイトなどで手に入る安価なLANテスターだと通信できるかまでは
検査できないのよね。

特にDIYでLAN配線を行う場合は、LANケーブルのコネクタ接続が
ちゃんとできてなくて、導通してるけど通信できないってことがよくあるわ。

なのでDIYの場合は、LANテスターで導通を確認してから、
パソコンなどを使ってちゃんと通信できるかも確認しておいた方が良いのよ。

     
   

DSX-8000を購入するにはいくらぐらいかかる?

DIYでは必要無いけど、ひょっとしたら個人で高性能なLANテスターである
DSX-8000を使いたいってこともあるかもしれないわね。

さすがにホームセンターとか家電量販店では販売されてないけど、
通信関連の機器を取り扱ってる通販サイトならDSX-8000を買うことができるわ。

でもプロが使う高性能なLANテスターだけあって、
正直なところDIYのために使えるような金額ではないのよ。

通販サイトによって多少価格は違うんだけど、
標準パーツのみ付属のDSX-8000を新品で購入すると大体300万円ぐらいね。

標準以外のパーツが付属してるキットだと、
新品で500万円600万円を超えてくることもあるわ。

プロの業者さんは、下世話な話LANテスターを使ってお金を稼ぐわけだから、
300万円するDSX-8000を購入しても十分に元が取れるのよ。

でもDIYで使う機器としては300万円はあまりにも高額だし、
DIYはお金にならないからDSX-8000を買っても元が取れないのよね。

ちなみに1つ前のDSX-5000は新品だと200万円ぐらいするし、
2つ前のDTX-1800でも新品で180万円ぐらいするわ。

DSX-8000をレンタルするにはいくらぐらいかかる?

300万円はさすがに出せないけど、
レンタルなら何とか安くDSX-8000を使うことができるじゃないかと思うわよね。

DSX-8000をレンタルしてる業者さんはいくつかあるんだけど、
例えばNTT RECだと1日当たり8,850円でレンタルできるわ。

プロの業者さんなら安いのかもしれないけど、
DIYでレンタルする機器としてはちょっと高いんじゃないかしら。

長期レンタルなら割引があって、
レンタルの連続日数が1週間以上30日以下だと7日につき1日分が無料となるの。

だからDSX-8000をレンタルすると本来は1日当たり8,850円かかるんだけど、
連続30日レンタルだと1日7,670円になるのよ。

さらにレンタルの連続日数が31日目からは
 ・31~60日・・・30%
 ・61~90日・・・40%
 ・91~120日・・・50%
 ・121日以降・・・55%
と割引率が大きくなっていくのね。

また最初から6か月以上の長期レンタルを申し込むと「スーパーレンタル」が適用されて、
レンタル開始時点から50%の割引が受けられるわ。

スーパーレンタルの割引率は
 ・6ヶ月・・・50%
 ・1年・・・70%
 ・2年・・・80%
 ・3年・・・85%
 ・5年・・・87%
となってるの。

だから5年間DSX-8000をレンタルすれば、
本来1日当たりのレンタル料が8,850円のところ1日1,150円になるのよ。

ただしNTT RECを始めとして、DSX-8000のような機器をレンタルしてる業者さんは
法人向けで個人では利用できないことが多いわ。

ホームセンターではDSX-8000はレンタルしてないし、
個人だとDSX-8000をレンタルで利用するのは難しいかもしれないんじゃないかしら。

DIYなら安価なLANテスターで十分

DIYで使うLANテスターには認証試験とか検証の機能は不要で、
検査機能さえ付いてれば良いのよ。

DSX-8000のようなオールインワンLANテスターは高額だけど、
検査機能のみのLANテスターなら安価で手に入れられるわ。

フルークのLANテスターだと検査機能のみの機種でも2~3万円するものの、
フルーク以外のメーカーのLANテスターなら検査機能のみだと数千円で買えるのよね。

検査機能のみのLANテスターならAmazonなどお馴染みの通販サイトでも
販売されてて、安いものだと1,000~3,000円ぐらいで買えるわ。

LANテスターに加えてDIYでLAN配線に必要な
 ・カシメ工具
 ・ワイヤーストリッパー
 ・ケーブルカッター
などが一式揃ったキットだと3,000~6,000円ぐらいよ。

まとめ

フルークの最新LANテスターであるDSX-8000の簡単な性能や購入価格、
レンタル料金なんかについて見てきたわ。

DSX-8000のような高機能LANテスターはプロの業者さんが使うもので、
DIYではそこまで高機能なLANテスターが必要になることはないのよ。

だからわざわざ高いお金を払ってDSX-8000を買ったりレンタルする必要は無くて、
Amazonなんかで手に入る検査機能だけの安価なLANテスターで十分なのね。

   
   

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